京都画報
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Oct 2021
Returning Series

Overview

世界中から多くの観光客を惹きつける京都。 その理由は、やはり千二百年にわたって培われてきた伝統が醸し出す、 本物の文化が継承されているからに他なりません。 この番組では、クオリティーライフを送る方々に最新で上質な京都の美・知・芸・技・食をお届け。 出演者は俳優・常盤貴子さん。 毎月、“京都に息づくおもてなしの宿泊文化”や“京都の和食文化”など様々な特集をもとに、 京都の寺社仏閣はもちろん、新しいお店情報、京都のキーパーソンへのインタビュー、 博物館・美術館の展示情報、手土産などを高画質映像でお送りいたします。

Japanese

Key Crew

E1

京の美意識

千年の都・京都と、そこに暮らす人びとの暮らしには、長年に亘って研ぎ澄まされてきた美意識をいたるところに感じることができます。第1回の『京都画報』は、そうした京の美意識を、「自然の美」、「食の美」、「芸術の美」、「用の美」の面から取り上げ、紹介いたします。 ゲストには京都を代表する料亭 瓢亭 十四代当主、高橋英一さんと、華道 未生流笹岡家元、笹岡隆甫さんをお招きし、常盤貴子がお二人から興味深いお話をお聞きします。 また芸術にまつわる話題として、常盤さん、笹岡さんが2020年にリニューアルオープンした京都市京セラ美術館を訪問。京都の代表的な近代建築だった前身の旧京都市美術館から保存・継承された建築の魅力を。そして、3800点ものコレクションの中から、美人画の第一人者であり、近代を代表する女流画家であった上村松園の作品を中心に、京都の人びとの美術に対する熱い思いをお聞きします。 さらには、世界中のセレブリティーから絶大な支持を集める茶筒の老舗 開化堂 六代目、八木隆裕さんからは、京都の伝統工芸が持つ深い精神性を。また八木さんら伝統工芸を受け継ぐアーティストたちが推進する「GOON(ゴーオン)」プロジェクトも紹介。GOONの中心人物である西陣織の老舗 細尾 十二代目 細尾真孝さんの、世界を視野に入れた取り組みもご紹介します。

Oct 5, 2021 55m
E3

京の和菓子

卓越した職人技が生み出す京の和菓子。 四季の移ろいや歳時などを表現する繊細で美しい和菓子は、京の文化の奥深さを伝えてくれる存在です。 今回は常盤貴子さんが、和菓子の歴史や背景など、風雅な世界を巡ります。 まずは室町後期に京都で創業し、今も宮内庁御用達の老舗和菓子店へ。御所向かいにある落ちついた店舗で目にも美味しい和菓子をいただきます。 続いては上京区にある江戸中期の儒者・皆川淇園の学問所跡へ。ここは京都最古の花街、上七軒に店を構える老舗和菓子店四代目・太田達さんが、現代の知のサロンとして、茶会など様々な文化活動を繰り広げる拠点です。正月の菓子"花びら餅"を味わいながら、太田さん、常盤さん、そして華道家・写真家の池坊専宗さんの3人で、和菓子をテーマに様々な話がはずみます。 さらに左京区にある現存する日本唯一の金平糖専門店へ。独特の尖った形状を作り出すため、休みなく体を動かし続けるという職人の手業を紹介します。 最後は左京区・一乗寺の和菓子処へ。和菓子職人とパティシエの夫婦が生み出したスイーツは、インターネット通販で数ヶ月待ちという人気ぶり。進化を止めない最新の京の和菓子に迫ります。 常盤さんお気に入りのカフェコーナーは、ゼリーポンチで有名な四条河原町すぐの老舗喫茶店。レトロな佇まいとブルーの照明に照らされた幻想的な雰囲気の店内は、唯一無二の空間として長く人びとに愛されています。

Dec 7, 2021 55m
E4

うつわの彩り

今回の『京都画報』は、常盤貴子さんが「うつわ」をテーマに各所をまわります。 京焼・清水焼に代表されるように、京都は全国に知られた「焼物のまち」。人間国宝だった祖父・近藤悠三さんから父、そして自身と三代にわたり陶芸の道を歩む近藤高弘さんに、清水焼について、また京都で焼物が盛んになった理由についてもうかがいます。五条坂に遺る登り窯跡は、登り窯と作業場、煉瓦づくりの煙突が、操業当時の姿を留めたまま残されており、京都の焼物を語る上で欠かすことのできない文化的遺産であり必見です。 次に骨董を扱う店が軒を連ねる祇園・新門前通の老舗骨董店を訪ね、陶磁器の名品を拝見。同時に、骨董店での正しいマナーについてもお聞きします。 さらに名品だけではなく、日常使いのうつわにも触れたいと名刹・南禅寺の参道に佇む店へ。オーナーのセンスが光る、知る人ぞ知る名店で常盤さん自ら、普段使いのうつわをピックアップ。選んだうつわに盛る料理を担当するのは、京都を代表する老舗イタリアンシェフのご子息にして、自らもオーナーシェフとして独立し、京都イタリアン界に新風を吹き込む那須崇��さん。料理はもちろん、うつわを使いこなす美的センスに常盤さんも思わず唸ります ...! 常盤さんお気に入りのカフェ紹介は高瀬川沿いの名喫茶。1934(昭和9)年創業のクラシックな店内に流れる文化的な雰囲気は、画家・藤田嗣治、俳優・宇野重吉ら多くの著名人にも愛されました。

Jan 4, 2022 55m
E10

京町家 夏のしつらい

しつらいとは「室礼」とも書き、平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇 に調度類を配置して室内の装飾としたことが起源とされます。京都の歴史的景観のひとつ、京町家では今も毎年6月1日に、障子や襖などの建具から葦戸(よしど)や簾(すだれ)、網代などに変更する"建具替え"が行われ、家全体が「夏のしつらい」へと様変わりします。 今回は祇園祭の山鉾町に暮らす小島家を訪ねた常盤貴子さんが主の小島富佐江さんにインタビュー。少し不便を感じながらも、四季の移ろいと共に、豊かな感受性に満ちた生活の知恵が溢れた京町家での暮らしについてお聞きします。また和の暮らしを支える匠の技も見学。簾の名店を訪れ、蒸し暑い京都の夏を快適に過ごす工夫を教えていただきます。さらに伝統的な京町家を現代的に活用されている例として、京扇子の老舗を受け継ぐ若女将からお話をうかがったり、初夏の代表的なグルメ、鮎料理を仕出し料理の名店で堪能します。 恒例の常盤さんお薦めのカフェコーナー、今回は寺町通へ。大正ロマンを感じさせるレトロな店構えと、中庭をのぞむ和モダンなカフェで至福のひと時を過ごします。

Jul 5, 2022 55m
E18

京都で和牛を極める! -高級ブランド・京都肉の魅力-

歴史的に見て、日本には牛肉を食べる習慣がほぼ無かったと考えられていますが、実は京都はかなり昔から、質の高い高級牛肉の産地だった事はあまり知られていません。 鎌倉時代末期、当時の日本の名牛を品評した絵巻には、既に「丹波牛は、但馬牛によく似ており、近年は逸物が多い」と記されています。江戸末期頃からの西欧文明の急劇な流入に伴い、日本でも徐々に肉食文化が広がっていきました。パン消費量で常に全国トップを争うなど、以外に"新しモノ好き"の府民性を持つ京都は、全国に先駆け、積極的に牛肉食を取り込みました。そうした先取の気性は現在も脈々と受け継がれ、京都府全域には、多くの肉料理の名店が軒を並べます。今回は、そうした京都の"牛肉文化"に焦点をあてます。 近年、ブランド畜産品として注目を集める"京都肉"を生産する京都丹波牧場の平井和恵さんが今回の案内役。神戸牛や近江牛ほどの知名度はありませんが、世界的にも注目を集める"京都肉"の美味しさには、常盤貴子さんも驚き!京都でも有数の歴史を持つ「すき焼き」店から高級ステーキ、そして庶民派肉グルメまで!バラエティに富んだ京都の名店を訪問。牛肉文化の歴史・奥深さに触れると同時に、各店自慢の肉料理を味わい尽くします。 毎回恒例「 常盤貴子お薦めのカフェコーナー 」では、こだわりの名喫茶をご紹介!

Mar 7, 2023 55m
E20

京文化の名脇役"竹"の魅力 -たけのこグルメから工芸まで-

竹は建材や茶道具等の材料である竹材や、春の味覚としてかかせないタケノコなど、日本の伝統文化を構成する際に欠かすことのできない主要な素材。 京都府の西部に位置する乙訓(おとくに)地域は、京都市中心部から電車でわずか10分。「かぐや姫」伝説発祥の地と言われるほど豊かな竹林に恵まれ、この地で産出される最高級の竹が、京文化の発展を側面から支えてきました。今回は京都市内の竹細工の名店や和洋を問わず持てると人気の竹かごバックの店を訪問し、竹の魅力について話をお聞きします。 また乙訓エリアに足を延ばし、タケノコ農家やタケノコ料理の老舗と隠れ家フレンチの人気店へ。和と洋、それぞれ持ち味を活かした究極の地産地消のグルメを堪能します。 恒例の常盤貴子お薦めのカフェコーナーは、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)近くのレトロ喫茶が登場。 竹は建材や茶道具等の材料である竹材や、春の味覚としてかかせないタケノコなど、日本の伝統文化を構成する際に欠かすことのできない主要な素材。 京都府の西部に位置する乙訓(おとくに)地域は、京都市中心部から電車でわずか10分。「かぐや姫」伝説発祥の地と言われるほど豊かな竹林に恵まれ、この地で産出される最高級の竹が、京文化の発展を側面から支えてきました。今回は京都市内の竹細工の名店や和洋を問わず持てると人気の竹かごバックの店を訪問し、竹の魅力について話をお聞きします。 また乙訓エリアに足を延ばし、タケノコ農家やタケノコ料理の老舗と隠れ家フレンチの人気店へ。和と洋、それぞれ持ち味を活かした究極の地産地消のグルメを堪能します。 恒例の常盤貴子お薦めのカフェコーナーは、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)近くのレトロ喫茶が登場。

May 2, 2023 55m
E22

時空を超えた若冲ワールド -錦市場が生んだ天才絵師-

京が生んだ江戸期の天才絵師・伊藤若冲。代表作の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」は、花鳥画の傑作として、2021年、国宝に指定されるなど、その評価はゆるぎないものとなっています。今回は若冲が生まれ育ち、数々の名作を生みだした京都で縁深い場所を常盤貴子が訪ね、知られざる若冲の一面に触れます。 まず訪れたのは京都を代表する禅宗寺院・相国寺。歴史ある名刹で行われる法要「観音懺法(かんのんせんぼう)」に、特別な技法で複製された「動植綵絵」30幅の精巧なレプリカが掛けられます。なぜ、若冲の作品が法要に使われるのか、なぜレプリカなのか、若冲と相国寺の深い絆について伺います。 また日本有数の若冲コレクションを誇る美術館を訪れ、若冲の有名な鶏の墨絵と、何と初音ミクとのコラボレーションを見学。描いたのは京都の老舗着物工房の絵師。伝統技能と現代ポップカルチャーの融合は、時空を超え、現代にも大きな影響を与え続ける、若冲の"異能"がなせる技といえるかもしれません。 今回のグルメは"京の台所"であると同時に、全世界から多くの観光客を惹きつける錦市場で、若冲ゆかりの和食を。 そして、恒例のカフェコーナーでは、山小屋風のインテリアが特徴的な人気レトロ喫茶が登場します。

Jul 4, 2023 55m
E24

京都・美の生活遺産 -日常に宿る用の美-

京都には京友禅、京漆器、京仏具など、貴族や神社仏閣で愛用され、高貴で美しく特別な日に使う逸品が数多くあります。その一方、庶民の間でも日常で使う茶碗や皿など、生活の中に美を見出す"用の美"という考え方が根付いています。今回は、そうした普段使いの逸品を"美の生活遺産" と捉えてご紹介。 最初に訪れたのは、京都・五条坂にある河井寛次郎記念館。学芸員でもある河井寛次郎のお孫さんから、「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉を残した河井寛次郎についてお聞きするとともに、実用に即した素朴かつ重厚な作品を拝見します。 続いて訪れたのは、三条大橋すぐそばにある看板の無いお店。店先には棕櫚(しゅろ)のホウキやタワシがずらりと並ぶ様は、まさに"用の美"。今まで見たことも無い用途の刷毛の一種に、常盤さんも思わず「京都ならでは」と驚嘆! さらに足を延ばし、素材選びの段階から完全オーダーメイドの箸の誂え専門店で、使いやすく美しい箸を体感。 最後はミシュランの星を持つ高級カウンター懐石の店へ。料理人たちがこぞって愛用する鍛金(たんきん)工房の酒器や鍋を使った料理を堪能し、"用の美"を体感します。 大人気カフェコーナーは、日本を代表する映画スターが愛した北区の喫茶店。古いヨーロッパ映画に出てきそうな琥珀色の空間が広がります。

Sep 5, 2023 55m
E25

京料理の進化形 -新・予約の取れない名店-

京都には老舗からイノベーティブな店まで、国内外の美食家たち垂涎のハイレベルな京料理の店が数多く存在します。今回は美食の秋にふさわしく、今注目の料理人たちが営む、予約の取れない3軒の京料理店を常盤貴子が探訪。 まずは訪れたのは、京都屈指の文化ゾーン・岡崎にあるカウンター割烹。若き店主は、京の名門料亭で10年修業した後、NYや京中華の名店でも研鑽を積み、2021年に開業。わずか2年でミシュラン1つ星を獲得した予約困難店の看板メニューは、中華の定番「チャーシュー」。食べると確かに和を感じる、現代の京料理に感心しきり。 次に訪ねたのは、西陣の天ぷら懐石。店主は祖父の下で修業後、さらに京の名料���でも腕を磨き、2021年に店舗をリニューアルしてオープン。コースの要、祖父から受け継いだ「豆腐の天ぷら」をはじめ、伝統と革新を体現する料理に常盤さんも大満足。 最後に訪れたのは、哲学の道近くの京町家。昆布、カツオ、マグロの出汁の飲み比べから始まるコースは、京野菜の煮物から締めの親子丼まで、「調味料は一切使わない」という極限まで出汁にこだわるスタイル。「出汁の概念が変わる」と常盤さんも驚嘆。伺ったいずれの店からも、令和流に進化した京料理の今を感じました。 人気のレトロ喫茶コーナーは五条坂へ。昭和レトロな雰囲気が漂う店内はゆったりとした空間と相まって、つい長居したくなるような心地よさに満ちています。

Oct 3, 2023 55m
E26

秋の京都で名庭めぐり -芸術家が愛した理想郷-

以前の放送で好評を博した「京の庭」。第2弾は常盤貴子が秋の京都で、芸術家ゆかりの名庭を訪ねます。案内役は前回と同じく作庭家の小川勝章さん。 まずはJR京都駅近く、東本願寺の飛地境内の庭園・渉成園へ。1万坪の広大な庭園は、街中の喧騒とは一線を画した静寂の時が流れます。また持仏堂の襖絵は、版画家 棟方志功が描いたもの。力強いタッチは庭園の雄大さと相まって堂々とした風格を感じます。 続いては勝章さんの祖先で、名作庭家として名高い七代目小川治兵衛が手がけた庭を巡るため、左京区・岡崎へ。白川沿いに佇む「並河靖之七宝記念館」は,七代目が30代半ばで手掛けたいわば原点ともいえる庭。おなじ岡崎エリアで、七代目作庭の庭と「関西近代建築の父」武田五一建築の貴重なコラボレーションが楽しめる白河院跡も訪れ、食事を楽しみます。 最後に向かったのは哲学の道に近い白沙村荘 橋本関雪記念館。日本画壇の大家・橋本関雪が、自らの設計で画室を備えた邸宅としてつくり上げた創作の理想郷。中核をなす2階建ての画室「存古楼」からは如意ヶ岳・大文字山を正面に、東山連峰の絶景を楽しむことができます。 常盤さんお薦めのカフェは南禅寺界隈、ヴィンテージマンションの半地下にあるカフェ。オーナーごのみのアンティークの器でサーブされるスコーンやアップルパイもおすすめです。

Nov 7, 2023 55m
E28

京都・手しごとの逸品 -一生モノの漆工芸-

京都は"手しごと"の街。いにしえから現在に至るまで、時代時代の匠たちが作品を生み出しています。今回、取り上げるのは"漆器"。京漆器と言えば、豪華絢爛な蒔絵(まきえ)を施した作品をイメージしますが、今回ご紹介するのはモダンな作風で、普段使いも可能な漆クラフトたち。 まずは京都府南部・宇治市にある人間国宝・村山明(むらやま・あきら)さんの工房へ。村山さんの作品は、緻密な計算の中に遊び心を潜ませた温かみが感じるまさに"一生もの"の漆クラフトです。続いては漆を使ったアクセサリーなどを手掛ける若手作家、安成晶(やすなり・あき)さんの元へ。木漏れ日や雨粒のような日々の一瞬の美しさを切り取った作品は、新たな漆の可能性を感じます。 最後は京都市北部、花背(はなせ)に工房を構える川勝五大(かわかつ・ごだい)さんを訪ねます。"普段使いできる器"をモットーにした漆器は、使い込むほどに味わいを増し、愛着を覚える逸品へと育っていきます。グルメは村山さんの工房近く、宇治市の名刹 黄檗山 萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)で、精進料理の一種「普茶料理(ふちゃりょうり)」をいただきます。 今回は京都屈指の歴史を誇るジャズ喫茶。5000枚を超えるレコードのコレクション、チック・コリアら名アーティストが弾いたピアノが置かれ、ジャズファンならずとも一度は訪れたい名店です。

Jan 2, 2024 55m
E35

神々を先導する男たち -2024祇園祭・宮本組の熱い夏-

今回は、2024年祇園祭の前祭・後祭巡行の夕刻から行われる神幸祭、還幸祭に焦点を当て、八坂神社の厳かな神事と、壮麗な神輿渡御を紹介します。神事から渡御を陰で支える「宮本組」とは?組員の方々の活動を通じて、命懸けで神に御奉仕する宮本組の熱い夏をドキュメント。 ▶宮本組 八坂神社の氏子組織の1つ。氏子区域には「清々講社(せいせいこうしゃ)」と呼ばれる氏子組織があり、氏子の取りまとめや祭礼の奉仕を行っています。その中の筆頭が宮本組で、清々講社の中でも特に重要な役割を担っている氏子組織です。 ▶「祇園祭のはじまり地」と言われる神泉苑 「祇園御霊会(ごりょうえ)」が行われた場所。貞観11年(869)、当時日本全国ではやっていた疫病を鎮めるため、当時の国の数、66本の矛を立て祇園社から神泉苑へ神輿を送り、災厄の除去を祈った事が祇園祭の始まりと言われています。 ▶八坂神社 平安京創建以前からこの地に鎮座すると伝わり、京都の人たちからは「祇園さん」の愛称で親しまれる歴史ある神社。全国におよそ3000社ある八坂神社の総本社で、1654年の再建された神々がしずまる本殿は2020年に国宝に指定。八坂神社は、四神相応の地・京都において、東の青龍が棲まうとされています。本殿下には、その青龍が住むという「龍穴(りゅうけつ)」があり、地下の水脈で神泉苑と繋がっているとも言われます。 ▶宮本組の神事 八坂神社の氏子組織である宮本組も、7月に入ると、独自の神事を執り行います。吉符入りは例年、7月1日。 ▶神輿洗い 7月10日と28日に行われる神輿を水で清める神事。 ▶神幸祭・神輿渡御 総勢で2000人の輿丁が担ぐ神輿渡御。 ▶御旅所 三基の神輿が24日の還幸祭まで御旅所にとどまります。 ▶還幸祭 7月24日、後祭の山鉾巡行。1週間御旅所に留まった神輿は、ふたたび氏子区域を巡行し、八坂神社へと戻られます。

Aug 6, 2024 55m
E36

海が紡ぐ極上の京丹後 -絶景×美食×刀剣-

京都府最北端、丹後半島の大半を占める京丹後市は、海と森の恵みに育まれた里山が広がる風光明媚な地域で、古代より日本海の玄関口として開けた歴史・文化と豊かな自然を背景に、"丹後ちりめん"に代表される伝統の"ものづくり"が今も息づいています。そうした自然と歴史、そして温かい人びとに魅了された多くの若者が、全国から京丹後エリアに移住・起業しています。今回は多面的な魅力を持つ京丹後市から、豊かな伝統と自然の恵みを体感できるスポットをご紹介します。 螺鈿を糸に織り込んだ帯や着物で世界的に知られる機屋さんや、古来の製鉄所跡が残る場所で日本刀製作を始めた3人の刀鍛冶。さらには豊かな森の天然原料を使ってクラフトジンを蒸留する若者たちを訪ねます。薪火(まきび)を使ったオリジナルなメニューで、予約の取れないお店に成長した地元の料理店は、まさにここでしか食べられないグルメです。 常盤貴子を案内するのは、「暮らしと旅の交差点」をコンセプトに京丹後の魅力を世界に発信している『Tangonian』代表の長瀬啓二さん。他のエリアよりはるかに観光客のリピーターが多い京丹後市から"知られざる贅沢時間"をお届けします! "丹後ちりめん"に「京友禅」の技法で染め上げられた"丹後ブルー"の着物で、美しい海岸沿いを歩く常盤貴子は必見です!

Sep 3, 2024 55m
E37

ハレの日彩る京の寿司 -変わらぬ味・進化する味-

昔からハレの日を彩ってきた日本のごちそう、お寿司。全国的には"江戸前"の暖簾を掲げる寿司店が多い中、京都では歴史と風土を背景に、独自の"京寿司"文化が培われてきました。 今回の『京都画報』は、日本を代表する婦人誌『家庭画報』とのコラボ第3弾として、テレビと雑誌が連動し、京都だから味わえる、名店の寿司をご紹介します。『家庭画報』 が先ず注目したのは、ミシュランガイドで15年連続3つ星を獲得した名料亭がプロデュースする新たなお店。北大路魯山人を中心とした器で供される料理は、料亭が手掛ける新たなジャンルの寿司店といえます。続いての名店は、祇園・八坂神社前で80年続く寿司店で、4代目店主は、伝統にとらわれない寿司の革命児。彼が生み出した祇園の新名物とは?さらに注目のお店として、可愛らしい見た目と味を追求した"手まり寿司"や、楽屋見舞いや茶席の水屋見舞いに重宝されている助六寿司のテイクアウト専門店をご紹介。人気の秘密は、素材を数日かけて仕上げる丁寧な仕事ぶりにありました。予約必須な名店が続々登場!江戸前とは一線を画す京の寿司文化は必見です!大人気カフェコーナーは、出町柳の老舗カフェ店です。 ▶ 菊乃井 鮨 青 ミシュランガイドで15年連続3つ星を獲得した名料亭がプロデュースする新たなお店。 北大路魯山人を中心とした器で供される料理は、料亭が手掛ける新たなジャンルの寿司店。 ▶下鴨いち満 愛らしい見た目と味を追求した"手まり寿司"。 ▶コーヒーハウス マキ 出町柳の老舗カフェ店。 ▶万里小路 中村屋 屋見舞いや茶席の水屋見舞いに重宝されている助六寿司のテイクアウト専門店。 ▶いづ重 祇園・八坂神社前で80年続く寿司店。4代目当主が生み出した祇園の新名物とは?

Oct 1, 2024 55m
E38

日本画が息づく暮らし-京都画壇の足跡を訪ねて-

京都市立芸術大学は、日本初の公立画学校、京都府画学校として、1880(明治13)年に開校。以後、竹内栖鳳や山元春挙らの巨匠たちが教壇に立ち、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬ら、後の京都画壇を形づくる多くの名匠たちを輩出し、日本画の歴史を紡ぎ出してきました。 2023(令和5)年、京都市立芸術大学は、京都駅の東側に移転。移転を記念して、今年10月から特別展「巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた」が、京都市京セラ美術館で開催されています。京都市立芸術大学の副学長・川嶋渉(かわしま わたる)教授の説明を受けながら、俳優・常盤貴子が数々の名作を鑑賞します。 近世から近代へと連なる京都画壇の巨匠たちの足跡。四条大橋近くの老舗料亭には、堂本印象はじめとする画家たちが足繁く訪れ、興が乗り、即興で描いた絵が数多く残されています。その料亭で掛軸を鑑賞しながら、料理を楽しむという究極の贅沢を常盤貴子が体験します。 現代生活のいたる所に見ることができる京都人の日本画に対する美意識。手描き京友禅の技、和菓子の意匠など、日本画の影響を、生活文化の中に探ると共に、京都市立芸術大学で古典を学びながら、新たな日本画の地平線を切り拓く、若い学生たちの活動もご紹介します。

Nov 5, 2024 55m
E44

京都・書店の歩き方!ーあなたの一冊を見つけにー

京都ほど個性的な書店が軒を連ねる街は珍しいかもしれません。今回の『京都画報』は、学生や学者はもちろん、市民にも愛されている個性豊かな書店をつぶさにご紹介します。 まずは大手出版社やメディアから距離を置き、店主独自の視点による品揃えで異彩を放つ独立系書店。その先駆けである一乗寺の名書店は、"乙女の聖地"として一世を風靡し、2010年に英・ガーディアン紙から「世界で最も美しい書店」ベスト10に選出されました。 つづいては、街中にある一見、普通の古書店。一歩中へ入れば博物館と見紛うようなお宝を所蔵!その希少価値に常盤さんも驚愕!? そのほか、幻想文学のマニアたちに惜しまれながら閉店したマンションの一室にある有名古書店を、20代の青年が引き継ぎリニューアルしたカフェも登場。 そして、世界に2社しかないコロタイプ印刷で有名な印刷・出版会社を訪問。精緻な職人技を見せていただきつつ、様々な美しい「美術絵はがき」も購入できるセンス溢れるショップを紹介します。 他にも、京大生御用達、老舗中の老舗として有名なレトロカフェから、古書にゆかりのグルメまで。 あなたの一冊を見つけに、京都の街を散策しませんか。

May 14, 2025 55m
E45

花でつづる京都の生活 ー花の都は百花繚乱!ー

今回の『京都画報』 は、"花のある生活"がテーマ。三方を山に囲まれ、中心部から車で20分も走れば、緑豊かな自然が広がり、年間を通じて様々な花々が咲き誇る京都。京都に暮らす人びとは、花々を様々な方法でアレンジし、自然と寄り添った、潤いある生活を享受しています。 今回は、先ず2024年に開園100周年を迎えた京都府立植物園を訪問。常盤貴子が小説やドラマの撮影などによく登場するくすのき並木や、バラ園など、府民の生活に根差した花の楽園を散策します。つづいて華道、未生流笹岡事務局の庭を訪問。家元笹岡隆甫さんから季節の花を活けるコツや、"いけばなの精神"について教わります。 また京都の花卉業界で老舗中の老舗といわれる生花店で、暮らしに彩りを与えてきた"街の生花店"としての歩みなどを伺います。ほかにも、「サウンドオブ生け花」というユニークなビデオアートを追及し、テクノロジーの力を借りつつ、朽ちゆく花に美を見出そうと試みる京都大学の教授を取材。アートで感じる"生け花と共通した美意識"とは? 恒例のグルメコーナーでは、62種類もの野菜、花、野草を使ったサラダ��スペシャリテの、大人気フレンチをご紹介します!

Jun 3, 2025 55m
E52

味の匠・京菓子の世界 ー和菓子と器の甘い生活ー

つい最近まで、京都はひとつの町内に、江戸時代の菓子司の流れを受け継ぐ"上生菓子屋さん"と、桜餅や柏餅など、季節ごとの饅頭や餅を扱う"まんじゅう屋さん・餅屋さん"があったと言われています。お店の数は減りましたが、現在も京都市内には、それらの流れを汲む和菓子屋さんが数多く存在し、個性豊かな菓子文化が受け継がれています。今回は、そうした京の菓子文化をめぐる旅。 季節の移ろいを意匠に映した茶席の菓子を作る西陣の上生菓子屋さん。かつて京都へ入る街道沿いの茶屋で、農家の方々や旅人たちに愛された名物を紹介します。また、芸舞妓たちもその名物を求めて訪れる、花街の小さな餅屋さん。さらには、京の薫りを遺しながらもたどり着いた、新たな落雁のかたちなど。見た目の美しさはもちろん、深いストーリー性があり、そして何より美味しいのです! 案内人には、第4回以来のご出演となる梶古美術の梶裕子さん。京の古美術界で磨き抜かれた美的センスで、和菓子をアンティークや新人作家たちの器にコーディネート!人気コーナー、常盤貴子お薦めのカフェは、京都三条会商店街近く、ワインも楽しめる、大人気の純喫茶をご紹介します。

Mar 3, 2026 55m
E53

日本文化ルネサンス! ー文化発祥の地を巡る旅ー

全国におよそ1万2千社ある天満宮・天神社の総本社、北野天満宮。学問成就の神として、全国に名を知られる神社ですが、実は"発祥の地"の宝庫であることは意外と知られていません。例えば、麹の権利を保有していたことに因む「日本酒発祥の地」、出雲の阿国が実際に興行していたのは北野の杜であるという定説があることから「歌舞伎発祥の地」など、"発祥の地"にまつわる伝承は、枚挙にいとまがありません。 2022(令和4)年に北野天満宮の梅苑に再興された「花の庭」は、江戸初期の俳人で歌学者、松永貞徳が作庭したと伝わる京の名庭「雪月花の三庭苑」の一つ。その三名庭のひとつである「雪の庭」を有する岩倉の名刹・妙満寺も、そうした「発祥の地」です。松永貞徳は俳句の祖ともされており、松尾芭蕉もその門下。1629(寛永6)年11月末に、妙満寺で俳諧興行「雪の会」を開催された記録が残っており、ここで俳諧が初めて公式の場に登場します。このため妙満寺は俳諧(俳句)発祥の寺とも言われています。 "植治(うえじ)"の屋号で知られる七代目小川治兵衛の直系で、植治の次期十二代目・小川勝章さんの案内のもと、常盤貴子さんが、歴史に名を残す2つの名庭を堪能します。 またグルメコーナーは、京都最古の花街・上七軒の知る人ぞ知るお肉の名店を。そして、恒例の常盤貴子お薦めのカフェは、西京区の家族経営の洒落たカフェをご紹介します。

Apr 3, 2026 55m

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